ジェンダーフリーの視点から社会の偏りを考える※終了しました

ジェンダーフリーを説明できるでしょうか。
ジェンダーフリーとは、不適切な社会的・文化的な性の固定概念や差別の撤廃をし、個々の能力を自由に発揮するべきという考え方です。
日本は、2022年7月13日に公表されたジェンダーギャップ指数ランキングで116位でした。様々な場面でジェンダーフリーの必要性が話されているにも関わらず、ランキングが低いのはなぜでしょうか。それは、この社会はマジョリティ(数が多いだけでなく、発言力のある人や決定する権限を持っている人のこと)が様々なルールを決める権限を持っているからです。マジョリティは無意識のうちに、自分の基準に合わせて物事を決めていってしまい、その結果社会は偏ってできてしまっています。自殺対策の相談でも、格差や性の固定概念から苦しんでいる方が沢山いらっしゃいます。
あなたの周りに、格差はあるでしょうか?
「クイズ&ギャンブルゲーム」というゲームで、社会の偏りについて考える機会となればと考えます。

<講師紹介>

能田 ゆかり(のうた ゆかり)

社会福祉士
精神保健福祉士
公認心理師
OTD(組織のためのダイバーシティ)心のバリアフリー認定講師

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った方の社会復帰のお手伝いをする中で、福祉の世界で働きたいと考え、福祉の専門職の資格を取得しました。資格取得後、精神疾患がある方の退院支援や地域での生活支援、犯罪被害者支援センターでの研修委員、スクールソーシャルワーカーとして不登校や虐待など問題を抱えている子どもたちの支援、自殺対策の業務に携わってきました。

開催日時

2023年4月26日(水)20:00~21:30

開催方法

オンライン(Zoom)

参加費

OMSA会員:無料
ACCN会員:500円
一般:1,000円

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