支援・リファーに活かす『うつ病治療ガイドライン』

「日本うつ病学会治療ガイドライン Ⅱ.うつ病(DSM-5)/大うつ病性障害」(以下、ガイドライン)は、適切な診断とともに治療計画を策定し、その上で適切な治療を進めるための指針として、日本うつ病学会より発表・改訂されているものです。
ガイドラインの序文には、「全ての病期において基礎的介入が重要であり、当事者の希望を可能な限り反映させることが望ましい。治療方針の決定において、当事者や家族、専門家と共に双方向性に決定する手法、Shared Decision Making(SDM:共同意思決定)が広まりつつあるが、本書はこのSDMをより円滑に進めるための情報提供の役割も担う。うつ病に関わるすべての方へ適切な情報提供が可能となることを願っている。」と書かれています。

例え自分自身が治療をすることはなくても、ガイドラインの内容を知っておくことはとても有益です。今回の講座では「うつ病治療ガイドライン-うつ病看護ガイドライン-」「うつ病治療ガイドライン-精神科作業療法-」の紹介も行い、多面的なサポートについて、皆で考えてみたいと思います。

<こんな人に向いているかも!>

・対人援助職でカウンセリングに従事されている方
・対人援助職としてうつ病に関する理解を深めたい方  
・企業の人事・管理職の方

<講師紹介>

田村 三太(たむら さんた

一般社団法人 職場のメンタルヘルス支援委員会(OMSA)理事
国際EAPコンサルタント(CEAP-International)
精神保健福祉士・キャリアコンサルタント
東京都立中部総合精神保健福祉センターリワーク(復職支援)プログラム講師
大学・専門学校等にて心理学・社会福祉学・キャリアに関する講義を担当し対人援助職を養成に携わる



開催日時

2022年6月22日(水)20:00~21:30

開催方法

オンライン(Zoom)

参加費

無料

定員

100名

お申し込み

この記事を書いた人