「親」と「職業人」のライフロール、どちらも自分らしくありたい。そのためには、一緒にはたらく仲間の理解とサポートは必要不可欠です。そして経営者としてはマネジメント力が問われるところでもあります。まずは制度の理解から始めませんか。
2022年10月、男性の育児休業取得促進を中心に大きな法改正があった育児介護休業法。前半は、妊娠中・産前産後休業・育児休業・職場復帰後まで、複数の法律が入り組んで構成された両立支援制度を今後の動向も踏まえ分かりやすくシンプルに解説します。
後半は、制度は整っても男性の育児休業取得が進まない背景、好意的差別により望まぬマミートラックに進んでしまうジレンマ、また両立支援が進んだ結果、一緒にはたらく仲間が疲弊していくなど組織の課題が浮き彫りになる事例を通じて、本人・一緒にはたらく仲間・経営者としてどのようなアプローチが必要かを一緒に考えていきたいと思います。
【このような方に向いているかも】
・育児と仕事の両立を考えているご本人や支援者(人事労務担当者、キャリアコンサルタント、など)
・育児と仕事の両立をしている従業員がいるリーダー・管理職・経営者
・組織づくりに興味がある方
<講師紹介>
遠藤直美 (えんどう なおみ)
社会保険労務士法人ふじた事務所
特定社会保険労務士
産業保健法務主任者(メンタルヘルス法務主任者)
メンタルヘルスマネジメント検定1級
「人」「会社」「地域」の「らしさ」を活かす観点から、経営者・従業員本人・一緒にはたらく従業員のバランスを大切に、中小企業から大企業まで幅広く労務相談を行っている。また、小規模事業場のメンタルヘルスや職場環境づくりの重要性を広めるために産業医・保健師等多職種で構成する「はたらく人と場を考える会@新潟」を発足。答えのない問いに日々試行錯誤奮闘中。
開催日時
2023年8月23日(水)20:00~21:30
開催方法
オンライン(Zoom)
参加費
OMSA会員:無料
ACCN会員:500円
一般:1,000円