働き方の多様性が拡がり、働くことの選択肢が増えてきました。選択肢が増えることの半面、選択することの難しさも増えています。
従来、産業保健職への相談は、健康相談やメンタルヘルス、それに伴う職場環境や人間関係でしたが、昨今では、様々な背景をもった社員の両立支援、それもご本人のことにとどまらず、育児や介護の相談へと広がってきています。
そして、その相談の範囲はキャリアや働き方、しいては定年退職後の過ごし方へと益々拡がっています。しかし、保健師はキャリアアドバイスの専門家ではありません。日々の相談をそれぞれの専門家へつなぐことも保健師のジェネラリストとしての役割の一つと考えています。
保健師の側面から、ホルモンの変化や、体力の変化に伴うキャリアの捉え方にも触れながら、今回は、働く人のキャリアの悩みを日々受けている中で、どのような傾向がみられているのか、またどのように外部支援へ繋いでいるのか、具体例を交えながらお話をさせて頂きたいたいと思います。
<講師紹介>
丸山 泰子
看護師として、総合病院にて勤務ののち、保健師資格を取得し、都内製造業にて人事部兼健康経営推進課として産業保健業務に従事する傍ら、神奈川産業保健総合支援センターにて、相談員として従事。
開催日時
2024年1月24日(水)20:00~21:30
開催方法
オンライン(Zoom)
参加費
OMSA会員:無料
ACCN会員:500円
一般:1,000円
申し込み
終了しました。